日本酒を造る時に欠かせない「酵母」。酵母は一般的に、主に日本醸造協会で培養して配布される「きょうかい酵母」(良く目にするものでは協会6,7,9,10,14号など)や、また最近では県単位で開発された酵母(身近なところでは静岡酵母)を使用してお酒を造るケースが多く、様々なタイプのお酒が造られています。
それに対して「蔵付き酵母」とはそういう酵母とはまた違い、読んで字のごとく、その蔵に住み着いた酵母の事をいいます。
どうやってこの蔵付き酵母を「見つける」かというと、白隠正宗さんでは、水に麹を入れたものを蔵の中に置いて、酵母が入るのを待ちます。2週間位たっていくつかのサンプリングして、日本酒造りに適しているかチェックして選ばれたのがこの酵母です。
口当たりが柔らかく滑らか。白隠正宗らしいお米の旨みが十分楽しめつつ、抜群のキレの良さ!高嶋さん曰く、発酵力をチェックする目的で辛めにしたそうですがそのキレの良さが暑い夏にピッタリだと思います。
麹米:誉富士60%精米(静岡県産) 掛米:あいちのかおり65%精米(静岡県産)
酵母:白隠正宗酵母YKT-01 日本酒度:+10 酸度:1.3
※白隠正宗 純米酒「スパークル」完売しました。