「神力」「亀の尾」とともに水稲3大品種とうたわれた「愛国」。
元の種子は南伊豆町の農家が発見した(身上早生)で、この種子を宮城県の蚕種家が取り寄せて栽培したことが始まりだそう。
今年で3期目となる愛国純米酒ですが、今回は南伊豆在住の愛国の生産者である中村さんが「きもと好き」ということからきもと造りになったそうです。
ちなみにこの愛国は、高嶋酒造さんが酒米を精米した時に出る米糠を発酵させたぼかし肥のみを使用し、無農薬で栽培しています。
日本酒度が+13の超辛口になりますが、口当たりが非常になめらかで、キリキリとした辛さは感じません。白隠正宗の中ではすっきりとした味わいのお酒ですが、きもと仕込みならではの力強さもちゃんとあります。
今でも美味しいのですが、夏を超えた頃が非常に楽しみな一本。
1200本限定酒