全体の72%以上はリースリング種やゲヴェルツトラミネール種など白ワイン用のブドウを栽培しているショーンレーバー家。ここでは日本以外では世界で唯一、日本の固有品種である「甲州」を公認されて造っています。
ブドウは2003年に植樹、わずか0.23haの畑で作られ、2005年からワイン造りがスタート。樹上完熟を待ち慎重に手摘みされたブドウはすぐに厳しく選果され、空圧式プレスで慎重に圧搾された果汁を、ステンレスタンクで40日間低温発酵します。
マンゴーやパイナップルのような香り。美しい酸と、豊富なエキス、しっかりとした厚みのある味わいながら、アルコールも8%と低めなので軽快な後味。
一瞬、ドイツワインのような印象ですが、味わいの構成はやっぱり甲州。土壌が違うとこんなにもワインの表情が変わるのかと目からウロコの一本です。もちろん、和食にも良く合います。