先日、甑倒しを控えた蔵にお邪魔させていただきました。
【後藤杜氏にお会いして】
つるっつるで見とれてしまうほどきれいな肌は杜氏さんならでは。昔はあまりお酒を飲まなかったそうですが、今では毎日レイセンのお酒を飲んでいるそうです。県の鑑評会の審査員もしているとか!!酒造りを行っているこの時期は、週に2,3回家に帰るだけで(しかもお夕飯を食べてすぐに蔵にもどるそう)、それ以外は年末年始関係なく蔵で生活しています。(男ばっかでつまんないよ〜って言ってました)それもあと少し!
後藤さんが、微生物が「良い仕事」をしてくれるのが一番良い事。と言っていましたが、その土地に合った水や蔵に存在する微生物の活動を促す杜氏さんの仕事って本当に尊敬に値するものなんだなぁと思いました。その土地を知り尽くしているからこそなせる業なんだなぁ。脱帽!
超軟水で仕込む醴泉のお酒。口に含んだ時のやわらかさは仕込水のやわらかさに由来しています。上品さの中に、お米の旨みがグッと力強く感じられる純米山田錦。牛肉をシンプルに塩で味付けしたものと一緒に味わいましたが、牛肉の脂に負けない力強さを感じました。常温からぬる燗、おすすめです。