「人のぬくもりを感じられるものづくりとは、もしかすると作り手の情熱の温度と関係があるのかもしれない」
浜松の手染め職人、一瀬さんが作るてぬぐいは、日本の伝統的な染め「注染」で染められたものだけを使用。「プリント」ではなく、最初に何を作るか決めてから型を彫る作業から始めます。
染料は今ではまったく見かけなくなってしまったという、バット染料といわれる紺色を使用。水洗いに強く発色もきれいで、高級染料と呼ばれているそうです。昔はバット一筋40年という人もいたとか。染料が高価で手間がかかるということからなくなりつつあるこの染料を、一瀬さんは使っています。そして、このバット染料に真糊を使うことで、防染した部分が浮き上がって見えるんだそう。これは素人の私でもはっきりとわかります。
デザインは古典柄をはじめ、エスニック柄など、とにかく自由な感じで作る一瀬さんのてぬぐい。早速日本酒を包んでみましたが、すごくかっこいい!
蔵人さん達が造った、日本酒や焼酎、ワインなどを、日本の伝統を守る注染職人が作ったてぬぐいで包んで贈り物にいかがでしょうか?
グッときちゃうな〜。