寒い冬に酒造りを行う蔵が多い中、金明さんは小仕込で一番暑い時期を除いて酒造りをしています。（とはいいつつ、気温が高い時期には冷蔵庫の中で酒造りを行っています。また量産の為の四季醸造とはまったく違います。）
「うちはこのやり方があってるんです。」と根上社長がおっしゃるように、この形が「金明スタイル」。
今回のこのしぼりたては、9月の下旬に搾ったお酒。
山廃仕込特有の重厚感というよりも、口に含んだ時の香りが心地よく、きれいさとフレッシュさ、厚みのある味わいが見事に調和していて、後を引く旨さです。
また、開栓から数日後に味わうと、更にお米の旨みが出てきて味わいにボリュームが増し、止められない旨さとなります。
この旨さは金明ファンはもちろん、未体験の方にも是非味わって頂きたい一本です。
十分味が乗った「ひやおろし」もそろそろ・・・。