和歌山は海の幸や山の幸が豊富で、南高梅やみかんなどは、
つとに有名な地域。蔵の近くには高野山や熊野古道など豊かな自然と
文化があります。
仕込水は高野山の伏流水(軟水)を使用。紀土を飲んだ時の
ふわっとした軽やかなおいしさがこの軟らかな水を連想させます。
専務の山本さんは33歳、杜氏の柴田さんは36歳。そして蔵人の平均年齢は
27歳という若い蔵で造るキッド。名前には「紀州の風土」という言葉と、子供のような自由な発想で
新しい世代がお酒に接してほしいという願いが込められています。
口に含むとすーっと喉を通りやさしい味わい。お燗も進みいつまでも飲んでしまいます。
普段日本酒を飲まない方にも是非飲んで頂きたい一本です。