日立市の中心部から車で約20分、港町にある森嶋酒造。
東日本大震災で被害を受けましたが、蔵はもちろん町の復興にも力を入れている、明治2年創業の歴史ある蔵で、現在は若き杜氏森嶋正一郎さんが酒造りの中心となり、年間生産約500石の「大観」を
醸しています。
森嶋さんは、東京農業大学で醸造学を学んだ後、滋賀の酒蔵で本格的に酒造りを勉強。勘の良さ、辛抱強くやり通す向上心、謙虚であることを心掛けて酒造りを
しているそうです。
茨城県産「ひたち錦」を使用。仕込水は阿武隈山地南端の山々からの伏流水を蔵の敷地内から汲み上げて使用しています。年間を通して気温の変化が少なく、製造、貯蔵に最適だという大観のお酒。フルーティーで心地よい吟醸香、キレのバランスが良く
軽快に楽しめるおいしさです。
ラベルの文字は深い交友があるという、同じ水戸市出身の日本画の巨匠「横山大観」直筆の文字を使用しています。
ひたち錦55%精米 日本酒度+2 酸度1.6