自然の菌の力を利用して長い時間と手間をかけて育てた強靭な酒母。
「きもと造り」は日本酒の原点とも言われています。
新酒からおいしく飲めるようにと酒質設計したという、この「きもと」。
680K仕込みという小さな造りで丁寧に行われています。
香りは控えめですが、口に含んだ瞬間にガツンと現れる甘味、でもただ甘いだけではない「層の厚さ」を感じます。
時間が経って温度が上がると控えめな香りは甘い香りに変化。
お肉の脂の甘味との相性は文句なしでした。
存在感あり。この味、好きな人にはたまらない美味しさです。