巖を造る高井さんは、実直で本当に素敵な方。ある蔵元さんも高井さんのことを「後でじわっとくる人」と言っていましたが、先日高井さんの蔵を訪ねて長い時間を過ごした後、しばらくは私も高井さんの余韻に浸ってしまいました。
今年ももう少しで12回目の酒造りが始まります。
お酒が毎年ぐんぐん美味しくなっているのは、高井さん自身が経験したことを次に必ず生かしているからこそなのだという事が良くわかりました。次の酒造りもまた新たな挑戦をするとのこと。
非常に楽しみです。
この「ひやおろし」は、昨年もリリースされた人気のお酒。
熟成香が強いタイプでも、フルーティーで華やかなタイプでもないまさに食事を楽しむためのお酒。中硬水の水質を生かし、控えめな香りと「かど」が取れた米の旨みが口の中にどーんと広がっていきます。原酒ではなく、16度台に割水することで飲み疲れずいつまでも楽しむことができます。
秋を感じる食べ物と言えば、秋刀魚。秋刀魚の「ワタ」との相性も非常に良いですよ。
是非常温にてお楽しみください。